2024年度タイトル戦幕開け 叡王戦 第1局 2024/04/07 藤井叡王の勝
本日の叡王戦は、2024年度のタイトル戦の幕開けの1戦
挑戦者の伊藤匠七段は、昨年度、竜王戦、棋王戦と挑戦者になり、藤井聡太八冠と対戦した。NHK杯では4回戦で当たった。伊藤七段、1勝もできなかったのですが、棋王戦第1局では、大熱戦になり、共に王が相手陣へ入玉し、持将棋になるという歴史に残る将棋になり、健闘を見せた。昨年から今年にかけ、急成長をみせているのだが、残念ながら、どの将棋も、序盤で少しリードをとるも、中盤から後半にかけ、悪手と思われる手は指さないのだが、いつの間にか逆転、じりじりと藤井聡太八冠に差を広げられる展開になってしう。現役最強の棋士の一人ながら、藤井聡太八冠との力の差はまだある。
昨年度(23年4月から24年3月)、対局数ランキング1位 69局、勝数ランキング1位 51勝、勝率ランキング5位 7割5分、連勝ランキング2位 14連勝。その結果、4月1日に発表された将棋大賞では、優秀棋士賞、最多対局賞、最多勝利賞を受賞し、さらに、新しい定石を確立した棋士に送られる升田幸三賞(先述の持将棋)を受賞した。
順位戦では、まだC級1組で、昨年度は9勝1敗で頭跳ねを食らい昇級出来なかったが、年度が替わり、さらなる成長を見せると思われる伊藤匠七段、小学生の時の「聡太を泣かした男」再びとなることができるのか、注目のタイトル戦になっている。
※過去の対戦成績 11戦 藤井聡太竜王・名人の10勝・1持将棋
◇第9期叡王戦五番勝負 第1局
(先)藤井聡太叡王 (後)伊藤匠七段
於 「か茂免」 愛知県名古屋市
持ち時間 各4時間(チェスクロック)
立会 屋敷伸之九段
2024年4月7日(日)9時対局開始
◇公式 叡王戦中継サイト
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◇主催者不二家の叡王戦公式HP
◇AbemaTV 8時30分から
解説者 中村大地八段、石田直裕五段
聞き手 貞升南女流二段、脇田菜々子女流初段
午前中、藤井叡王が頼んだものと同じ
17時58分107手で藤井聡太王位の勝
この将棋、序盤から中終盤まで互角が続いた。途中は、伊藤匠七段に攻める手段が多く、中盤以降は、伊藤匠七段が数字的には数ポイントのリードで進むが、ポイント以上に、推している感じがした。その間、何度もチャンスがあったが、受け将棋のせいか、踏み込むことができず、最後の最後のチャンスでも守りに入ったため、逆転した。hん恁麼その手が悪かったとコメントしている。伊藤七段にとってもったいない将棋だった。
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