藤井聡太竜王、王座戦で、大橋六段に敗退 2022/5/6
王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦
◇終盤混戦、逆転、逆転の連続
86手目までは、藤井竜王の優勢の局面が続いていたが、88手目、藤井竜王が決めに出た。その手に読み抜けがあったようで、AIは大橋六段有利と評価。解説の郷田九段が、最後の最後に頓死筋を見つける。ただ、そこまで行くのにもきわどい手が続いて、難しい局面ではある。
その後14手の応酬、両者、AIの読み筋通りに進み、大橋六段勝勢の局面、
103手目、大橋六段が緩手を指し、評価が難しい局面になるが、まだ大橋六段有利の局面。
藤井竜王は1分将棋が続いている。
大橋六段の次の105手目が悪手で、藤井竜王正確に受けの手を出し、再逆転し、勝勢に。
ところが、藤井竜王の次の108手目、悪手を指し、ハッキリ大橋六段の勝勢になる。
大橋六段、その後、慌てずに腰を落として読みを入れ、しっかり寄せに入る。
両者一分将棋になるも、すでに形に入っていて、形勢がはっきりして大橋六段が勝ち切る。
藤井聡太竜王、大橋貴洸六段には、これで4連敗、通算2勝4敗。前回も王座戦で敗れている。藤井竜王、王座戦と大橋六段とは、相性が悪いようだ
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