藤井聡太王位・棋聖 第69期王座戦 挑戦者決定トーナメント1回戦結果 2021/05/06
第69期王座戦 挑戦者決定トーナメント1回戦
(先手)深浦康市九段 対 (後手)藤井聡太王位・棋聖2021年5月6日(木) 於 東京将棋会館
持ち時間 各5時間(チェスクロック)
21時31分、藤井聡太王位・棋聖が投了、105手で、深浦康市九段が勝利。
藤井聡太王位・棋聖の、昨年から続いていた連勝は、19で止まる。
中盤、藤井王位・棋聖が、優勢から勝勢に近づいていたのだが、74手目の8七歩と金の頭をたたいた手が悪手のようで、AIの評価が一気に深浦九段に振れ、その後、深浦九段が正確な指し手を指し、数手後には勝勢に持ち込んだ。それに気がつた藤井王位・棋聖が、うなだれた姿を見せた。深浦九段はそれに気づき、優位を悟ったのか、以下、慎重に時間を使い、難しい終盤戦を間違えずに指し切った。
藤井王位・棋聖の王座戦の過去の成績は、
2018年、挑戦者決定トーナメント準決勝で、斎藤慎太郎七段(当時)に敗れ、
2019年、挑戦者決定トーナメント1回戦、佐々木大地五段に敗れ
2020年は、2次予選決勝で、大橋貴洸六段に敗れ、
年々、成績が悪くなっている。今年は、タイトルホルダーで、シードで、挑戦者決定トーナメントに出場も、1回戦で敗れた。どうも、王座戦は、相性が悪い棋戦のようだ。
藤井王位・棋聖、次戦は、5月13日の順位戦1回戦三浦弘行九段戦(だと思います)。
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