第79期名人戦第1局 挑戦者斎藤慎太郎八段が大逆転で先勝
第79期名人戦 第1局 (先手)斎藤慎太郎八段 (後手)渡辺明名人
7日から始まり、2日目(8日)の夜戦に入る。夕方からはっきりと優勢であった渡辺名人が、じわじわと差を広げ、勝勢(85%)に持ち込む。駒がないながらも、紛れが少ない局面で、後は何とか必死をかける状況になればと言う局面まで進む。
その後、名人焦ったのか、攻めすぎ、斎藤八段の必死の粘りにあい、攻めきれない。斎藤八段は、駒を使って、角のみで守っていた玉周りを、金銀で固める。評価は、ついに互角に戻る。
その後も難しい局面が続くが、名人に流れが戻らず、斎藤八段が勝ちやすい局面(90%を超える)になり、勝勢。とはいえ、攻めにくいかt地で、決め手がない。互いに攻めを出し合いながら時間が無くなってくる。
ついに、共に時間が切れて、1分将棋。最後、2手差があり、手堅く斎藤八段が詰め路をかける。数手進んで、斎藤八段が、穴熊の1一王に、2二歩成と王手をかけたところで、渡辺明名人が投了。22時1分。179手で、斎藤慎太郎八段の勝利。
大逆転で第1局を挑戦者斎藤慎太郎八段が制した。これで、面白くなってきた。
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