神様からの『ギフト』 救世主 藤井聡太棋聖 そして記事など 2020/7/17 (産経等追加7/21)
藤井聡太棋聖誕生。この意義は、将棋界にとって非常に大きい
誰も口にしないが、3年前、藤井聡太四段が29連勝を達成したとき、将棋界の人々は、これで将棋界が救われた、と誰もが思った。
藤井四段が誕生した2016年10月、将棋界では、大変なことが起こっていた。いまだに、その話をすることがタブーになっている。
そして、4年あまり、藤井棋聖が誕生した。それも、渡辺明棋聖から奪取した。人々は、このまま、8冠をとって、藤井時代を築いてほしいと願っている。
さて、タブーとは何か?
2016年夏、三浦弘行九段が対局中将棋ソフトを隠れて利用していると、一部棋士たちから疑いの声が上がり、藤井四段が誕生した10月、理事と棋士たちの意見交換などでの訴えから、将棋連盟は、常務会での説明を三浦九段に求めた。疑惑が大きくなる中、そんな中で対局はできないとのことで、調査を前提で三浦九段が休場することになるが、その後、休場届が出ていないなどの理由から、将棋連盟は、三浦九段に12月31日まで出場停止の処分を決め、三浦弘行九段は、いくつかの重要な対局が出来なくなった。特に、竜王戦では挑戦者に決まっていたにもかかわらず竜王戦を戦うことができなかった。その時の竜王が渡辺明竜王で、疑惑を訴えた中心人物であり、不正を行った三浦九段とは竜王戦を戦いたくないと強く主張していた。一方、挑戦者決定戦の相手丸山九段は、そのことを否定し、最後まで、三浦九段を擁護して、処分にも反対していた。
その後、第三者委員会で、三浦九段の行動の分析やコンピュータ・スマートフォン等の専門家の調査などから、ソフトを利用していないとの結論になるが、三浦九段の失ったものは大きかった。その時会長だった谷川浩司九段は、その対応の責任を取って、2017年1月会長を辞任する。この問題は複雑で、簡単に説明できないので、ざっと流れを説明するにとどめるが、多くの棋士がかかわっていて、未だに将棋界に深い影を落としている。
そんな時に、藤井聡太四段が誕生し、快進撃を始めた。プロ初戦が2016年12月24日加藤一二三九段戦。まさに、将棋界の救世主の出現であった。29連勝と言う明るい話題をもたらし、将棋界に光をもたらして、影を隠してくれたただけでなく、マスコミみから大きく注目され、アイドル並みの扱いになり、世間の注目は藤井聡太四段に向いた。
そして、3年がたち、今度は、タイトル獲得で、藤井時代を築こうと言う勢い。将棋界は、藤井時代が来れば、嫌なことがすべて消え去ると思っている。まさに将棋界にとっての救世主なのである。
高野六段が言った「彼は、将棋界に神様がくれた『ギフト』なのかもしれない」(下記東京新聞記事)。これは前述のことを踏まえての発言と思われるが、記事では別の意味にとっている。いや、あえて、書かなかったのだろうと思うが、棋士全員がそう思っていることと思う。
◇気になる新聞記事
★(スポニチ)藤井新棋聖 母から「良かったね」将棋は「まだまだわからないことばかり」
初タイトル獲得から一夜 記者会見内容 (7月17日10:31)
⇒ https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/07/17/kiji/20200717s000413F2170000c.html
◇棋聖戦主催者の産経新聞【藤井時代 最年少棋聖】
⇒ https://www.sankei.com/life/news/200718/lif2007180025-n1.html
※石田和雄九段(73)
藤井聡太棋聖のタイトル戦終了後、そのつど対局の感想を、嬉しそうに、石田九段一門将棋チャンネルにアップしている。
★石田九段一門将棋チャンネル
誰も口にしないが、3年前、藤井聡太四段が29連勝を達成したとき、将棋界の人々は、これで将棋界が救われた、と誰もが思った。
藤井四段が誕生した2016年10月、将棋界では、大変なことが起こっていた。いまだに、その話をすることがタブーになっている。
そして、4年あまり、藤井棋聖が誕生した。それも、渡辺明棋聖から奪取した。人々は、このまま、8冠をとって、藤井時代を築いてほしいと願っている。
さて、タブーとは何か?
2016年夏、三浦弘行九段が対局中将棋ソフトを隠れて利用していると、一部棋士たちから疑いの声が上がり、藤井四段が誕生した10月、理事と棋士たちの意見交換などでの訴えから、将棋連盟は、常務会での説明を三浦九段に求めた。疑惑が大きくなる中、そんな中で対局はできないとのことで、調査を前提で三浦九段が休場することになるが、その後、休場届が出ていないなどの理由から、将棋連盟は、三浦九段に12月31日まで出場停止の処分を決め、三浦弘行九段は、いくつかの重要な対局が出来なくなった。特に、竜王戦では挑戦者に決まっていたにもかかわらず竜王戦を戦うことができなかった。その時の竜王が渡辺明竜王で、疑惑を訴えた中心人物であり、不正を行った三浦九段とは竜王戦を戦いたくないと強く主張していた。一方、挑戦者決定戦の相手丸山九段は、そのことを否定し、最後まで、三浦九段を擁護して、処分にも反対していた。
その後、第三者委員会で、三浦九段の行動の分析やコンピュータ・スマートフォン等の専門家の調査などから、ソフトを利用していないとの結論になるが、三浦九段の失ったものは大きかった。その時会長だった谷川浩司九段は、その対応の責任を取って、2017年1月会長を辞任する。この問題は複雑で、簡単に説明できないので、ざっと流れを説明するにとどめるが、多くの棋士がかかわっていて、未だに将棋界に深い影を落としている。
そんな時に、藤井聡太四段が誕生し、快進撃を始めた。プロ初戦が2016年12月24日加藤一二三九段戦。まさに、将棋界の救世主の出現であった。29連勝と言う明るい話題をもたらし、将棋界に光をもたらして、影を隠してくれたただけでなく、マスコミみから大きく注目され、アイドル並みの扱いになり、世間の注目は藤井聡太四段に向いた。
そして、3年がたち、今度は、タイトル獲得で、藤井時代を築こうと言う勢い。将棋界は、藤井時代が来れば、嫌なことがすべて消え去ると思っている。まさに将棋界にとっての救世主なのである。
高野六段が言った「彼は、将棋界に神様がくれた『ギフト』なのかもしれない」(下記東京新聞記事)。これは前述のことを踏まえての発言と思われるが、記事では別の意味にとっている。いや、あえて、書かなかったのだろうと思うが、棋士全員がそう思っていることと思う。
◇気になる新聞記事
★(N)藤井棋聖の担任ら祝福、普段は「電車好き」「足速い」 (7月17日 18:01)
⇒ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61655250X10C20A7CN8000/
⇒ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61655250X10C20A7CN8000/
★(スポニチ)藤井新棋聖 母から「良かったね」将棋は「まだまだわからないことばかり」
初タイトル獲得から一夜 記者会見内容 (7月17日10:31)
⇒ https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/07/17/kiji/20200717s000413F2170000c.html
◇棋聖戦主催者の産経新聞【藤井時代 最年少棋聖】
★(上)異次元の終盤力 「名人を超えたい」詰め将棋が原点(7月17日18:56)
★(中)才能見抜いた名伯楽「将来タイトル取る」 一門の悲願達成(7月16日20:49)
★(下)藤井マジック 将棋界を震撼させる驚異の成長力⇒ https://www.sankei.com/life/news/200718/lif2007180025-n1.html
◇石田九段一門将棋チャンネルから
★石田和雄九段 youtubeで『藤井君おめでとう』 2020/7/17にアップ
※石田和雄九段(73)
師匠は故板谷四郎九段で、その次男、藤井聡太棋聖の師匠杉本昌隆八段の師匠、故板谷進九段は兄弟子にあたる。板谷進九段は、東海にタイトルをスローガンとしていた。石田九段の弟子には、藤井聡太棋聖の30連勝を止めた佐々木勇気七段や元叡王の高見泰地七段がいる。
板谷四郎 ┳ 板谷進 ━ 杉本昌隆 ━ 藤井聡太
┗ 石田和雄 ┳ 高見泰地
┗ 佐々木勇気┗ 石田和雄 ┳ 高見泰地
藤井聡太棋聖のタイトル戦終了後、そのつど対局の感想を、嬉しそうに、石田九段一門将棋チャンネルにアップしている。
★石田九段一門将棋チャンネル
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