千田翔太七段、異例の予告投了 藤井聡太七段戦

 昨日の藤井聡太七段の竜王戦3組準決勝、終盤、千田翔太七段の投了前のしぐさの詳しい内容が記事になっています。決勝の師弟対決についても詳しく書かれています。
★Yahoo!ニュース
 ⇒ https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20200403-00171337/
◇投了の様子 abemaTV
 夕食休憩まで、まだ10分以上ある。千田七段が席を外す。戻ってきて、また立ち上がる。休憩10分前、千田七段が記録係に声を掛ける。そして、一時対局室に誰もいなくなり、abema中継では、千田七段が時間を入れて夕食休憩に入ったものと解説。
 しかし、そのあとすぐ、3人(対局者と記録係)が、戻ってきて、また対局の姿勢に。解説者が慌てて、これは、投了するかもしれませんね、皆さん見逃してはいけませんよ、予告投了は前代未聞ですからと、視聴者に呼びかける。
 しばらくして、観戦記者が入ってきた。また、もう一人(立会人か?)
 17時57分、記録係が千田七段に、時間を告げると、千田翔太七段、はっきり、負けました、と頭を下げる。どうやら、他の対局に配慮して、夕食休憩に感想戦ができるようにしたためと思われる。
 記事によると、「記者室の方に声をかけて、そして、17時57分になったら教えて」と記録係の子に告げたそうです。
 これで、3組決勝は、もう一つの山から勝ち上がった杉本昌隆八段と藤井聡太七段の師弟対決となった。
 新型コロナ対策のため、担当新聞と映像担当者のみインタビューが許されているので、記者会見での質問は少なく、すぐ終わる。
 しかし、感想戦などを見た後、新型コロナ状況や米雇用統計前の動きなど、情報チェックのため、ニュースサイトを見ると、NHK、毎日、朝日、産経、サンスポ、日刊スポーツ、スポニチと、どの新聞も速報で、このことを伝えていたのには驚いた。肝心の主催者の読売がない。詳しい記事を後で載せるのだろう。
 それにしても、次戦、まだ日程は決まっていないが、この大舞台での師弟対決、大変な騒ぎになるだろう。今から楽しみである。

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